朝、目が覚めても体が動かない。布団から起き上がろうとしても、腰に激痛が走って立ち上がれない。そんな経験をされた方は、その恐怖と不安を忘れることはできないでしょう。
ぎっくり腰は、突然やってきます。昨日まで普通に動けていたのに、朝起きたら体が言うことを聞かない。仕事に行かなければならないのに、トイレに行くことすら困難。そんな状況に陥ると、多くの方が「このまま一生動けなくなるのでは」という不安に襲われます。
実際に当院に来院されたK様も、先週木曜日に軽いぎっくり腰になり、その日はほとんど動けない状態でした。金曜日は無理をして仕事に行き、日曜日には一度完全に治ったと感じたそうです。しかし月曜日、仕事が忙しく立ったり座ったりを繰り返したところ、再び痛みが襲ってきました。朝は布団から起き上がることができず、横を向いてくるっと回転し、ハイハイの状態になってようやく起き上がるという状態だったのです。
K様のケースで特に注目すべきは、2年間で何度もぎっくり腰を繰り返していることです。去年の夏にも同じような症状があり、その都度なんとか回復するものの、根本的な解決には至っていませんでした。
このように繰り返すぎっくり腰には、必ず理由があります。単なる筋肉の問題ではなく、骨格の不安定性や筋膜の癒着、さらには自律神経の乱れなど、複数の要因が絡み合っているのです。一時的に痛みが引いても、根本原因が解決されていなければ、また同じことが繰り返されます。
ぎっくり腰は医学的には「急性腰痛症」と呼ばれ、腰部に突然激しい痛みが生じる状態を指します。多くの方が「魔女の一撃」という表現を聞いたことがあるかもしれません。
ぎっくり腰の痛みは、体が発する強烈な危険信号です。腰部の筋肉や靭帯、関節に過度な負担がかかり、組織が損傷したり炎症を起こしたりすることで発生します。
K様のケースでは、骨盤の関節が広がって不安定になっていました。この不安定さを補おうとして、腰部の筋肉がガチッとロックしてしまったのです。これは体の防御反応であり、これ以上動かして悪化させないようにするための自然な反応です。しかし、このロックされた状態が続くと、周囲の筋肉や筋膜が引っ張られ、さらに痛みが増していきます。
ぎっくり腰で炎症が起きている部位には、いくつかの特徴があります。まず、熱感があります。触ってみると、他の部位よりも明らかに温かく感じられます。これは炎症反応によって血流が増加しているためです。
また、筋肉が異常に硬くなっています。これは筋肉が収縮してロックされている状態で、この硬さは通常の筋肉のコリとは質が違います。さらに、その部位を直接触ると激痛が走るため、施術者も慎重なアプローチが必要になります。
K様の場合、腰部の左側に明らかな熱感があり、筋肉がガチッと固まっていました。この状態では、その部位を直接マッサージしたり強く押したりすることは逆効果です。炎症を悪化させ、痛みを増強させてしまう可能性があるからです。
ぎっくり腰になると、痛みをかばうために体全体のバランスが崩れます。K様の場合、まっすぐ立つことができず、前かがみの姿勢で歩いていました。この姿勢を維持するために、背中や首、足の筋肉に過度な負担がかかっていたのです。
特に左側の背中の張りが顕著で、自分でも手でグリグリとマッサージしていたそうです。また、足の筋肉もパンパンに張っており、本人は意識していませんでしたが、立ち座りの動作を避けようとする無意識の動きが、足に大きな負担をかけていました。
このように、ぎっくり腰は腰だけの問題ではなく、体全体に影響を及ぼします。痛みの部位だけを見るのではなく、全身のバランスを整えることが重要なのです。
ぎっくり腰になった直後の対処法は、その後の回復速度を大きく左右します。間違った対処をすると、回復が遅れるだけでなく、慢性化してしまうリスクもあります。
ぎっくり腰の急性期、つまり炎症が強い時期には、痛みの部位を直接触らないことが重要です。多くの方が「痛いところをマッサージすれば楽になる」と考えがちですが、これは大きな間違いです。
K様の施術でも、炎症を起こしている腰部には一切触れませんでした。「ここ自体は今日直せないです。触れられないんですよね」と説明し、代わりに首、背中、足からアプローチしました。これは、炎症部位を直接刺激すると、さらに炎症が悪化し、痛みが増強してしまうためです。
炎症が起きている部位は、打撲した場所と同じように考えるとわかりやすいでしょう。打撲した部位を端から引っ張ったら、余計に痛くなりますよね。ぎっくり腰も同じで、炎症部位が周囲から引っ張られることで痛みが増すのです。
では、炎症部位に触れずにどうやって痛みを軽減するのでしょうか。答えは「周囲からのアプローチ」です。
K様の場合、腰部の筋肉がガチッとロックしていましたが、その筋肉を引っ張っているのは背中や足の筋肉でした。これらの筋肉の緊張を緩めることで、ロックされた腰部への引っ張りを軽減できます。
具体的には、まず横向きに寝ていただき、背中の筋肉の張りを確認しました。左側の背中が特に張っており、この部分を丁寧にほぐしていきました。次に足の筋肉も同様に施術し、パンパンに張っていた状態を緩和しました。
さらに、筋肉と筋肉の間にある筋膜の癒着もリリースしました。筋膜が癒着していると、それぞれ違う役割を持つ筋肉が一緒に動いてしまい、無駄なテンションがかかります。この癒着を解消することで、筋肉が本来の動きを取り戻し、腰部への負担が減少します。
ぎっくり腰になったら、基本は安静です。しかし、完全に動かないのも良くありません。適度な動きのバランスが重要です。
K様には「基本は安静にしてください。必要以上に動かないことが大切です」とアドバイスしました。特に、物を取るために前かがみになる動作や、立ったり座ったりを繰り返す動作は避けるようお願いしました。
ただし、トイレに行くなど必要最低限の動きは問題ありません。痛みが出ない範囲で、ゆっくりと動くことが大切です。完全に動かないでいると、筋肉が固まってしまい、かえって回復が遅れることがあります。
また、ストレッチやマッサージは控えるようにお伝えしました。「前にもストレッチしないでくださいって言われたんで」とK様がおっしゃっていたように、以前の来院時にもお伝えしていた注意事項です。炎症が強い時期にストレッチをすると、筋肉や靭帯をさらに傷つけてしまう可能性があるからです。
ぎっくり腰になったとき、お風呂に入っていいのか迷う方は多いでしょう。この問題については、状況によって答えが変わります。
炎症が強い時期に全身浴で体を温めると、炎症が悪化する可能性があります。炎症部位は血流が増加しており、さらに温めることで炎症反応が強まってしまうのです。
K様にも「お風呂はあんまり炎症強いと温めると炎症が悪化します」と説明しました。ただし、長期的に見れば温めた方が回復は早まります。この矛盾をどう解決するかが重要なポイントです。
そこでおすすめなのが半身浴です。腰から下だけをお湯につけることで、全身の血流を改善しつつ、炎症部位への直接的な刺激を最小限に抑えられます。
「半身浴でもいいので、足だけ温めてもらって、それだけでもだいぶ違うと思います」とK様にアドバイスしました。足を温めることで全身の血流が改善され、老廃物の排出が促進されます。また、リラックス効果もあり、自律神経のバランスを整えることにもつながります。
お湯の温度は38〜40度程度のぬるめがおすすめです。熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、筋肉の緊張を高めてしまいます。ゆっくりと15〜20分程度浸かることで、体の芯から温まり、筋肉の緊張が緩和されます。
市販の湿布や塗り薬について質問されることもよくあります。K様も「痛み止めのフェルミナクとか、こういうの塗るのは大丈夫ですか」と尋ねられました。
これについては「整体的にはそんなに変化はないかなと思うんですが、塗ってちょっと気持ちがいいなとかであればいいと思います」とお答えしました。湿布や塗り薬には、痛みを和らげる成分や血流を改善する成分が含まれていますが、根本的な治療にはなりません。
ただし、塗ることで気持ちが楽になったり、痛みが和らいだりするのであれば、使用しても問題ありません。ただし、血流が良くなることで痛みが増すケースもあるため、使用後の体の反応を見ながら判断することが大切です。
K様は来院時、まっすぐ立つことができず、前かがみの姿勢でしか歩けない状態でした。座った状態から立ち上がる動作も、痛みで困難でした。
施術は20分程行いました。まず横向きに寝ていただき、背中と足の筋肉を丁寧に施術していきました。特に左側の背中の張りが強く、この部分を重点的に施術しました。
次に仰向けになっていただき、腹部や首の調整を行いました。首も思いのほか歪んでおり、この歪みが全身のバランスに影響していました。首の調整を行うことで、上半身全体の緊張が緩和されました。
施術後、K様に座っていただき、ゆっくり立ち上がってもらいました。すると「あれ、まっすぐにできてます」と驚かれました。来院時は前かがみでしか立てなかったのが、まっすぐ立てるようになったのです。
歩いていただくと「ゆっくり歩けば腰痛そうには見えないですね」という状態まで改善しました。「今日ここまでできると思わなかったです」とK様もおっしゃっていました。
では、体の中では何が起きていたのでしょうか。まず、背中や足の筋肉の緊張が緩和されたことで、腰部への引っ張りが軽減されました。これにより、ガチッとロックしていた腰部の筋肉への負担が減少したのです。
また、筋膜の癒着をリリースしたことで、筋肉がそれぞれ独立して動けるようになりました。これにより、無駄なテンションがかからなくなり、痛みが軽減されました。
さらに、首の歪みを整えたことで、全身のバランスが改善されました。「首もめっちゃ軽くなりましたね」とK様がおっしゃっていたように、首の調整は全身に大きな影響を与えます。
ただし、初回の施術ですべてが解決したわけではありません。腰部の炎症はまだ残っており、完全に痛みがなくなったわけではありません。
「こうしている分には、何の違和感はないですか」と確認すると「大丈夫です」とのことでしたが、「座ったり、立ったりすると痛みがありますか」と聞くと「はい」とのことでした。
これは当然のことです。炎症が治まるには時間がかかります。初回の施術では、炎症部位への負担を軽減し、痛みを和らげることが目標です。炎症が治まってから、骨格をしっかりと整え、再発を防ぐための施術を行っていきます。
ぎっくり腰を根本から改善するには、継続的な施術が必要です。一度の施術で痛みが軽減しても、それは対症療法に過ぎません。
K様には「できれば月曜日あたりにお越しいただいてやっていくといいんですけども」と提案しました。炎症が強い時期は、できるだけ短い間隔で施術を受けることが重要です。
これは、炎症が治まるまでの間、周囲の筋肉の緊張を緩め続けることで、炎症部位への負担を最小限に抑えるためです。また、体のバランスを整え続けることで、二次的な痛みの発生を防ぐこともできます。
最終的に、次回の予約を入れられました。「じゃあそうしましょうか、それだったら私行けますよ」とおっしゃっていただき、継続的なケアに前向きに取り組んでいただけることになりました。
炎症が治まったら、次は骨格を整える段階に入ります。K様の場合、骨盤の関節が広がって不安定になっていることが根本原因でした。
「炎症が治まってからまたここをしっかりと締め直して、ここを整えていく、背骨をね、という形にしていくと治っていくんですよね」と説明しました。骨盤を正しい位置に戻し、しっかりと締めることで、腰部の筋肉がロックする必要がなくなります。
また、背骨全体のバランスも整えていきます。背骨が歪んでいると、特定の部位に負担がかかり続け、再びぎっくり腰を起こすリスクが高まります。全体のバランスを整えることで、体への負担を均等に分散させることができます。
K様は2年間で何度もぎっくり腰を繰り返していました。「やっぱりしっかり骨格を整えて安定させていくというのは非常に大事になるかなと思います」とお伝えしたように、再発を防ぐためには骨格の安定化が不可欠です。
骨格が安定すると、筋肉への負担が減り、疲労が溜まりにくくなります。また、正しい姿勢を維持しやすくなり、日常生活での体の使い方も改善されます。
さらに、筋膜の状態を良好に保つことも重要です。筋膜が柔軟で癒着がない状態を維持することで、筋肉がスムーズに動き、関節への負担も軽減されます。
ぎっくり腰を繰り返さないためには、日常生活での体の使い方を見直すことが重要です。施術で体を整えても、日常生活で悪い習慣を続けていれば、また元に戻ってしまいます。
K様の場合、月曜日に仕事が忙しく、立ったり座ったりを繰り返したことで再発しました。この立ち座りの動作は、腰に大きな負担をかけます。
立ち上がるときは、できるだけ垂直に立ち上がることが大切です。前かがみになって立ち上がると、腰部に過度な負担がかかります。椅子に深く座り、足を引き寄せてから、膝を伸ばすようにして立ち上がると、腰への負担が軽減されます。
また、座るときも同様です。ドスンと座るのではなく、ゆっくりと腰を下ろすことで、腰への衝撃を減らせます。特に硬い椅子に座るときは注意が必要です。
床に落ちた物を拾うときや、低い位置にある物を取るときの動作も要注意です。「下、物取りとか。そうです。こうしない方がいいですね」とK様にもアドバイスしました。
前かがみになって物を取ると、腰部に大きな負担がかかります。代わりに、膝を曲げてしゃがむようにして物を取ることで、腰への負担を大幅に減らせます。
また、高い位置にある物を取るときも、背伸びをするのではなく、踏み台を使うなどの工夫が必要です。無理な姿勢を取らないことが、ぎっくり腰予防の基本です。
K様は仕事が忙しく、デスクワークが多いようでした。デスクワークでは、長時間同じ姿勢を続けることで、腰部の筋肉が固まりやすくなります。
椅子に深く座り、背もたれに背中をつけることで、腰への負担を軽減できます。また、1時間に1回は立ち上がって、軽く体を動かすことが大切です。
パソコンの画面は目の高さに合わせ、キーボードは肘が90度になる位置に置くことで、姿勢が崩れにくくなります。足は床にしっかりとつけ、膝が90度になる高さに椅子を調整しましょう。
K様のぎっくり腰が起きたタイミングは、台風が接近していた時期と重なっていました。実は、気圧の変化は体調に大きな影響を与えます。
「台風の影響あるかもしれないですね」と説明したところ、K様は「台風?この間の?」と驚かれました。多くの方が、台風と体調の関係を意識していません。
台風が接近すると、気圧が急激に下がります。今年は久しぶりの台風で、去年の10月以来だったため、体が気圧の変化に慣れていなかったのです。
気圧が下がると、体に対する圧力が変わります。これにより、関節が緩んだり、筋肉の緊張が変化したりします。また、大気中の酸素濃度が低くなるため、軽い酸欠状態になることもあります。
気圧が下がると、体の中の圧力との差が生じます。これにより、関節内の圧力が相対的に高くなり、関節が腫れたような感じになります。特に、もともと不安定な関節は、この影響を受けやすいのです。
K様の場合、骨盤の関節が広がって不安定になっていました。この状態で気圧が急激に下がったことで、関節がさらに不安定になり、筋肉がガチッとロックしてしまったと考えられます。
また、気圧の低下により血流が悪くなることも影響します。血流が悪くなると、筋肉に酸素や栄養が十分に届かず、疲労が溜まりやすくなります。これもぎっくり腰のリスクを高める要因の一つです。
「最近ぎっくり腰多くないですかね。台風ではないですかねっていう話してた」と、他の整体師との会話を紹介しました。実際、台風の時期にはぎっくり腰や関節痛を訴える方が増えます。
天気予報で台風や低気圧の接近を知ったら、無理をしないことが大切です。特に、もともと腰痛がある方や、過去にぎっくり腰を経験している方は、注意が必要です。
また、気圧の変化に備えて、日頃から体のケアをしておくことも重要です。ストレッチや軽い運動で筋肉の柔軟性を保ち、十分な睡眠と栄養を取ることで、気圧の変化に負けない体づくりができます。
K様の施術では、首の調整も重要なポイントでした。「首もめっちゃ軽くなりましたね。首を思いっきり歪んでましたね」とお伝えしたように、首の状態は腰に大きな影響を与えます。
首は体の中で最も可動域が広い部分の一つです。頭の重さは約5キロあり、この重さを支えるために、首の筋肉は常に働いています。
首が歪むと、頭の重さを正しく支えられなくなります。すると、背中や腰の筋肉が代わりに頭を支えようとするため、過度な負担がかかります。特に、デスクワークやスマホの使用で前かがみの姿勢が続くと、首の歪みが生じやすくなります。
K様も「スマホかな」とおっしゃっていましたが、スマホを見るときの姿勢は首に大きな負担をかけます。下を向いてスマホを見ると、首の骨が本来のカーブを失い、まっすぐになってしまいます。これを「ストレートネック」と呼びます。
首の歪みを整えることで、全身のバランスが改善されます。頭が正しい位置に戻ると、背中や腰の筋肉が頭を支える必要がなくなり、本来の役割に専念できるようになります。
K様の施術でも、首の調整を行った後、腰の痛みが軽減されました。これは、首の歪みが整ったことで、全身の筋肉のバランスが改善されたためです。
首の調整は、頭蓋骨や頸椎の位置を優しく整えることで行います。バキバキと音を鳴らすような強い刺激ではなく、ソフトなタッチで体を誘導していきます。
スマホを使うときは、できるだけ目の高さに近い位置で見るようにしましょう。下を向いて見るのではなく、スマホを持ち上げることで、首への負担を大幅に減らせます。
また、長時間連続して使用しないことも大切です。30分に1回は休憩を取り、首を回したり、肩を動かしたりして、筋肉の緊張をほぐしましょう。
寝る前のスマホ使用も要注意です。寝転がってスマホを見ると、首が不自然な角度になり、筋肉に負担がかかります。また、ブルーライトの影響で睡眠の質が下がり、体の回復力が低下します。
K様は「最近めちゃめちゃ調子良かったんですけどね」とおっしゃっていました。調子が良かった理由を聞くと「最近よく寝れるし」とのことでした。睡眠と体調には深い関係があります。
良質な睡眠は、体の回復に不可欠です。睡眠中に成長ホルモンが分泌され、筋肉や組織の修復が行われます。また、自律神経のバランスも整えられます。
K様が調子良く過ごせていたのは、睡眠の質が向上していたためでしょう。以前は「眠れなかったんですけど」とおっしゃっていたように、不眠の問題を抱えていました。それが改善されたことで、体の回復力が高まっていたのです。
しかし、台風による気圧の変化や、仕事の忙しさによるストレスで、自律神経のバランスが崩れ、ぎっくり腰を起こしてしまいました。これは、体の回復力が追いつかなくなったことを示しています。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。交感神経は活動時に働き、副交感神経は休息時に働きます。この2つのバランスが取れていることが、健康な状態です。
ストレスや疲労が溜まると、交感神経が優位になりすぎて、体が常に緊張状態になります。すると、筋肉が硬くなり、血流が悪くなり、痛みが生じやすくなります。
自律神経のバランスを整えるには、リラックスする時間を持つことが大切です。深呼吸をする、ゆっくりとお風呂に入る、好きな音楽を聴くなど、自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。
当院では、自律神経のバランスを整える施術も行っています。頭蓋骨調整や内臓調整を含む、自律神経に働きかける手技を用いることで、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
K様の施術でも、首や頭部の調整を行いました。これにより、脳への血流が改善され、自律神経の働きが正常化されます。また、腹部の調整により、内臓の働きも改善されます。
自律神経が整うと、睡眠の質が向上し、体の回復力が高まります。また、ストレスへの耐性も強くなり、疲労が溜まりにくくなります。これが、根本的な体質改善につながります。
この質問は非常に多く寄せられます。基本的には、炎症が強い急性期(発症後2〜3日)は冷やし、その後は温めるのが良いとされています。
ただし、冷やしすぎると筋肉が硬くなり、血流が悪くなるため、長時間の冷却は避けましょう。1回15分程度を目安に、1日に数回冷やす程度で十分です。
炎症が治まってきたら、温めることで血流を改善し、筋肉の緊張を緩和できます。半身浴やカイロなどを活用し、ゆっくりと温めることをおすすめします。
これは症状の程度によって大きく異なります。K様のように、施術後にまっすぐ立てるようになれば、デスクワークであれば翌日から復帰できる可能性があります。
ただし、重い物を持つ仕事や、立ち仕事の場合は、もう少し時間がかかります。無理をして早く復帰すると、再発のリスクが高まるため、体の状態を見ながら判断することが大切です。
当院では、お客様の仕事内容や生活状況を考慮しながら、復帰のタイミングをアドバイスしています。焦らず、しっかりと治すことが、結果的には早い復帰につながります。
再発を防ぐには、根本原因を解決することが不可欠です。K様のように、骨盤の不安定性が原因であれば、骨格を整えて安定させることが必要です。
また、日常生活での体の使い方を見直すことも重要です。立ち座りの動作、物を取る動作、デスクワークの姿勢など、腰に負担をかけない動作を習慣化しましょう。
さらに、定期的なメンテナンスも効果的です。症状が出る前に体のバランスを整えることで、ぎっくり腰を未然に防ぐことができます。
急性期は、できるだけ短い間隔で施術を受けることをおすすめします。K様の場合も、初回施術の2日後に次回の予約を取りました。
炎症が治まってきたら、週に1回程度の施術に移行します。症状が安定してきたら、2週間に1回、月に1回と、徐々に間隔を空けていきます。
最終的には、メンテナンスとして月に1回程度の施術を続けることで、良い状態を維持できます。ただし、これはあくまで目安で、お客様の状態に応じて調整します。
マッサージは主に筋肉をほぐすことを目的としていますが、整体は骨格や筋膜、自律神経など、体全体のバランスを整えることを目的としています。
ぎっくり腰のような急性の痛みに対しては、患部を直接マッサージすると悪化する可能性があります。整体では、周囲からアプローチすることで、患部に負担をかけずに痛みを軽減できます。
また、整体は根本原因を解決することを重視しています。一時的に痛みを和らげるだけでなく、再発を防ぐための体づくりを目指します。
当院の施術は、非常にソフトなタッチで行います。バキバキと音を鳴らすような強い刺激ではなく、優しく体を誘導することで、骨格を整えていきます。
K様も施術中、思わず眠ってしまうほどリラックスされていました。痛みを感じることなく、心地よい刺激で体が整っていきます。
ただし、炎症が強い部位は触れるだけでも痛みを感じることがあります。その場合は、その部位には触れず、周囲からアプローチすることで、痛みを最小限に抑えます。
動きやすい服装であれば、特に指定はありません。ジーンズやスカートでも施術は可能ですが、できればジャージやスウェットなど、伸縮性のある服装が理想です。
また、アクセサリーや腕時計は外していただくことがあります。施術の妨げになったり、破損の恐れがあったりするためです。
お着替えが必要な場合は、院内でご用意することも可能です。お気軽にご相談ください。
整体院サンハーモニーは、14年間で17,500人以上の実績を持つ、湘南台地域で信頼される整体院です。3つの資格を保有し、筋膜・骨格・自律神経という3つの方向から体全体を整える、多角的なアプローチが特徴です。
初回は60〜70分かけて、じっくりと体の状態やお悩みを伺います。いつから、どんな時に、どこが痛むのかを詳しく聞き取り、体全体のバランスや動きを確認します。
K様の場合も、詳細な問診と検査により、骨盤の不安定性が根本原因であることを特定できました。痛みの部位だけでなく、全身の状態を見ることで、的確なアプローチが可能になります。
一般的な整体やマッサージは患部を直接触りますが、当院では炎症が強い時期には患部に触れません。K様の施術でも「ここ自体は今日直せないです」と説明し、首や背中、足からアプローチしました。
この方法により、急性期でも安全に施術でき、痛みを軽減できます。炎症を悪化させることなく、体のバランスを整えることができるのです。
当院では、段階的な治療プロセスを明確に説明します。「炎症が治まってからまたここをしっかりと締め直して、ここを整えていく」というように、今後の見通しをお伝えします。
また、「じゃないとまた繰り返しちゃう」と再発防止の視点も明確に示し、「しっかり骨格を整えて安定させていく」という根本治療の道筋を提示します。
「骨盤がちょっと、関節が広がっちゃってる」「不安定さをどうしても解消したいから固める」というように、身体の仕組みを丁寧に説明します。
また、「台風の影響」や「気圧が下がると体に対する圧力が変わる」といった外的要因も含めた多角的な説明により、お客様自身が自分の身体の状態を理解できます。
当院の施術は施術者の手の感覚で、お客様の体の状態を確認しながら施術します。
体に負担をかけず、本来の正しい状態へと導くことができます。K様も「思わず眠ってしまうほど心地よい」施術を体験されました。
ぎっくり腰は、突然やってきて日常生活を奪う恐ろしい症状です。しかし、正しい対処と根本的な治療により、必ず改善できます。
K様のケースから学べることは、一時的に痛みが引いても、根本原因が解決されていなければ再発するということです。2年間で何度も繰り返していたぎっくり腰は、骨盤の不安定性という根本原因があったからです。
炎症が強い急性期には、患部に触れずに周囲からアプローチすることで、安全に痛みを軽減できます。そして炎症が治まってから、骨格をしっかりと整え、安定させることで、再発を防ぐことができます。
また、日常生活での体の使い方を見直すことも重要です。立ち座りの動作、物を取る動作、デスクワークの姿勢など、腰に負担をかけない習慣を身につけましょう。
気圧の変化や睡眠の質、自律神経のバランスなど、一見関係なさそうな要因も、ぎっくり腰のリスクに影響します。体全体のバランスを整え、回復力を高めることが、健康な体づくりにつながります。
もしあなたが今、ぎっくり腰で悩んでいるなら、一人で抱え込まずに専門家に相談してください。当院では、お一人お一人の状態に合わせた施術を提供し、根本からの改善をサポートします。
整体院サンハーモニーでは、ぎっくり腰をはじめとする様々な体の不調に対応しています。初回は60〜70分かけて、じっくりとお話を伺い、あなたに最適な施術プランをご提案します。
神奈川県藤沢市湘南台2-24-15 サンライズ湘南401にて、皆様のご来院をお待ちしております。お体の不調でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。あなたの健康な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。