以前このブログで心と頭と体のバランスとストレスとの関係をご案内しましたが、ここでは疲労バランスのお話になります。

このように感じたことありませんか?

□ 寝ているときに体に力が入っている

□ 朝起きるとあごが痛い

□ 目覚めですでに疲れている

このように感じているあなたはもしかすると、心と頭と体のエネルギー消費バランスが取れておらず、寝ている時に筋肉を固くしているかも知れません。

 

心と頭と体のエネルギー消費とは?

心のエネルギー消費とは?

感情の揺さぶりです。喜怒哀楽の感情の振り幅が大きければ大きいほどエネルギーを使い、心が疲れます。特に怒りのエネルギーはとても強いので怒ってばかりいると心の疲労度は大きくなります。
新しい環境や慣れない環境だと気を使いすぎて1日過ごしただけで疲れてしまいますよね。このような場合でも心のエネルギーは消費しています。

 

頭のエネルギーとは?

考えることです。生活する上で私たちはほとんどの時間、考えることをしています。人間は常に考えて選択をしながら行動しているので、気付かないけれども頭を使っています。特に最近はスマホの普及で画面を見ながら考えていることが多くなっています。

さらに仕事で考えながらやる作業だったり、学校、塾、スクール、習い事などはもちろん頭を使いますね。

 

体のエネルギーとは?

筋肉を動かしたり固くしたりするときにエネルギーが必要です。ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーです。筋肉を動かしたり固めたりして使うことでエネルギーが消費されます。

 

エネルギーの消費バランスとは?

まず、人間は心と頭と体のエネルギー消費が同じだとバランスが取れて健康でいられるんです。

例えば職場でのデスクワークをしていれば、心と頭は使うのでエネルギーを消費します。しかし、体は動かさないのであまりエネルギーを消費しません。

すると体は心と頭のエネルギー消費量に合わせて、筋肉にエネルギーを使わせようとします。消費量が多い方に少ない方があわせようとするんです。

このように人間はエネルギーの消費のバランスを無意識に取ろうとするんです。

 

どのように対処法すればいいのか?

寝ている時に力みがあるのは、エネルギーの消費量の多い心と頭にエネルギーの消費の少ない体が合わせようと寝ている時に筋肉を固くしてエネルギーを消費しているんです。

ですので、体を動かして筋肉のエネルギーを消費すれば寝ている時の力みはなくなります!

おすすめはウォーキング、歩くことです。

一日できれば30分。(15分~20分でも充分効果はあります)えっ?通勤で歩いてるけど?と思われているかも知れませんが、出来れば歩くだけの時間を作りましょう。歩く目的が駅に行くため、会社に行くためではなく、歩くためにしてもらいたいのです。

そうすることで体に意識が向きますので、通勤で歩くのとは意味合いが全く異なります。
ぜひ、寝ている時に力みがあるのかも?と感じたらウォーキングを取り入れてみてください。

 

※ 心、頭、体のどれか1つが過度のエネルギー消費をした場合は休むことをおすすめします。
ここに記したのは、日常生活をする上でのお話になりますのでご了承ください。